諜報に正月はない
2001年1月1日ゆにおさん、ちゃっきぃさん、はっちゃんさん、喜作さん、そして、た〜き〜さん。お気に入りに登録してくださってありがとうございます。なにぶんにも諜報員ですので、こちらから足跡を残すことはできませんが(うそ)、毎日みなさんの日記、諜報活動の今後の展開に活かそうと、毎日偵察していますよ〜。
秘密日記は書かない主義(書くことがない)の gigi(じじ)こと マレーシア駐在諜報員より。
さて、日記更新です。今日はなんか更新してばかりだ。
気温28度 晴れのち夕方曇り小雨
INV{BIN[42]}=BIN[21]=今日 010101
今日は10進数でも2進法的に表記できる珍しい日ですね。
零時。うが、静かだ。
さすがは田舎だ。遠くでちょっとだけ爆竹の音がした。ここ数週間、爆竹で指を飛ばした子どもの記事がない日はない。こっちの爆竹は超強力なのだ。でもって政府が販売、所持、使用を全面禁止しているが……、近所でも毎日ばんばんやっている。
標準時のあるロンドンはさらにあと8時間、旧世紀だ。まぁあそこは旧大陸だからしょうがないな。
午後、街にでた。
正月一日だというのに街は人でいっぱいだ。
閉まっている店なんてない。
ラマダンのときはほとんど閉まっていたデパートのホーカーセンター(お食事処)も、ハリラヤ、大晦日、正月と日が経つにつれ、どんどん開店してきている。デパートでスケッチブックとナタデココ(パイナップル入り)の缶詰を買って、人参と林檎のフレッシュジュースをのんで帰ってきた。
今日も町中はクルマがたくさん。
ふだんありえないところで小さな渋滞がたくさんできている。
お医者さんも別にどうってことなく、1月1日からやっている。
今日は、A型肝炎の予防接種第2回目を受けに行こうと街に繰り出したのだが、肝心のお金を忘れていたので受けられず。今世紀最初のアホをした。ちなみに1回3000円。3回タイプだ。日本ではいくらだろう。
で、気を取り直してピアノの練習でもしようとスタジオにいったら、そう、今日は月曜日で、定休日だった。このピアノのスタジオも日本ではちょっと考えられない年末休暇の取り方をする。
経営しているのは華人なのだが、ハリラヤにあわせて直前の25日から、30日まで休暇。大晦日から再開というなんだか師走も正月もへったくれもないスタジオなのだ。一時間アップライトをかりて180円。
テレビ番組も日本ほどつまらなくはないし、いやこれは僕が異人だからかもしれないけれども。正月することなくて日本で芸能人の相互扶助的なテレビ番組を悪態つきながらみているなら、ちょっとマレーシアやタイですごすというのはかなりおもしろい、はずだ。いや日本だっておもしろくないのは近代的な消費者生活的側面だけであって、いわゆる伝統村落的な世界はとてもイベントだらけで、それはもう村をあるきまわっているだけでもいろいろおもしろい…のかもしれない。ちょっと自信ないけれど。
洗濯物がたまってきたから洗濯屋さんに頼みにいかなきゃ。もちろん元旦から営業である。役場だってやっているようだ。いちおうこの1日だけは国民の休日なんだけれども。
やはり感覚的にというか生活上は、西暦の新年なんてのはどうでもいいもののようだ。日本でいうところのクリスマス的な存在なんだろうという実感が深まる。
夜、イギリスの知人に電話した。むこうは正午だ。雪が積もっているらしい。
喪中なので年賀状は出さないつもりだったが、今年は多くの人と新しくめぐりあったし、だいたいが日本人ではない彼らからGreetingsなんかをもらったりすると返さないのも意固地っぽい。軽く最近海辺でとった写真をアレンジして、日本語で新世紀への抱負や近況などを冗談半分に埋め込んだ画像ファイルをつくって、電子メールで送った。諜報員のくせにやけに俗っぽいな。義理人情の世界だ。
考えてみれば電子メールはほんとうに便利だ。締め切りを当日まで延ばすことができる。本当に忙しい(オレはひまだったが)年末をのりきって、ひまになった元旦にでっちあげてしまえばそれで万事OKなのだから。snail mailだとこうはいかないものね。おっと、やばい。郵送で諜報活動の2000年度報告書の版下を日本におくらねばならないのだった(なんで諜報活動なのに版下なんだろうね、どこに出版するんだか)。成人式(8日ではなく15日)が締め切りだ。なんでインターネット全盛の時代にdviファイルやpdfファイルで受け取ってくれないのだろうか…なんてことは受け手のリテラシーの問題であるから、こっちがどうこうできる話ではない。
秘密日記は書かない主義(書くことがない)の gigi(じじ)こと マレーシア駐在諜報員より。
さて、日記更新です。今日はなんか更新してばかりだ。
気温28度 晴れのち夕方曇り小雨
INV{BIN[42]}=BIN[21]=今日 010101
今日は10進数でも2進法的に表記できる珍しい日ですね。
零時。うが、静かだ。
さすがは田舎だ。遠くでちょっとだけ爆竹の音がした。ここ数週間、爆竹で指を飛ばした子どもの記事がない日はない。こっちの爆竹は超強力なのだ。でもって政府が販売、所持、使用を全面禁止しているが……、近所でも毎日ばんばんやっている。
標準時のあるロンドンはさらにあと8時間、旧世紀だ。まぁあそこは旧大陸だからしょうがないな。
午後、街にでた。
正月一日だというのに街は人でいっぱいだ。
閉まっている店なんてない。
ラマダンのときはほとんど閉まっていたデパートのホーカーセンター(お食事処)も、ハリラヤ、大晦日、正月と日が経つにつれ、どんどん開店してきている。デパートでスケッチブックとナタデココ(パイナップル入り)の缶詰を買って、人参と林檎のフレッシュジュースをのんで帰ってきた。
今日も町中はクルマがたくさん。
ふだんありえないところで小さな渋滞がたくさんできている。
お医者さんも別にどうってことなく、1月1日からやっている。
今日は、A型肝炎の予防接種第2回目を受けに行こうと街に繰り出したのだが、肝心のお金を忘れていたので受けられず。今世紀最初のアホをした。ちなみに1回3000円。3回タイプだ。日本ではいくらだろう。
で、気を取り直してピアノの練習でもしようとスタジオにいったら、そう、今日は月曜日で、定休日だった。このピアノのスタジオも日本ではちょっと考えられない年末休暇の取り方をする。
経営しているのは華人なのだが、ハリラヤにあわせて直前の25日から、30日まで休暇。大晦日から再開というなんだか師走も正月もへったくれもないスタジオなのだ。一時間アップライトをかりて180円。
テレビ番組も日本ほどつまらなくはないし、いやこれは僕が異人だからかもしれないけれども。正月することなくて日本で芸能人の相互扶助的なテレビ番組を悪態つきながらみているなら、ちょっとマレーシアやタイですごすというのはかなりおもしろい、はずだ。いや日本だっておもしろくないのは近代的な消費者生活的側面だけであって、いわゆる伝統村落的な世界はとてもイベントだらけで、それはもう村をあるきまわっているだけでもいろいろおもしろい…のかもしれない。ちょっと自信ないけれど。
洗濯物がたまってきたから洗濯屋さんに頼みにいかなきゃ。もちろん元旦から営業である。役場だってやっているようだ。いちおうこの1日だけは国民の休日なんだけれども。
やはり感覚的にというか生活上は、西暦の新年なんてのはどうでもいいもののようだ。日本でいうところのクリスマス的な存在なんだろうという実感が深まる。
夜、イギリスの知人に電話した。むこうは正午だ。雪が積もっているらしい。
喪中なので年賀状は出さないつもりだったが、今年は多くの人と新しくめぐりあったし、だいたいが日本人ではない彼らからGreetingsなんかをもらったりすると返さないのも意固地っぽい。軽く最近海辺でとった写真をアレンジして、日本語で新世紀への抱負や近況などを冗談半分に埋め込んだ画像ファイルをつくって、電子メールで送った。諜報員のくせにやけに俗っぽいな。義理人情の世界だ。
考えてみれば電子メールはほんとうに便利だ。締め切りを当日まで延ばすことができる。本当に忙しい(オレはひまだったが)年末をのりきって、ひまになった元旦にでっちあげてしまえばそれで万事OKなのだから。snail mailだとこうはいかないものね。おっと、やばい。郵送で諜報活動の2000年度報告書の版下を日本におくらねばならないのだった(なんで諜報活動なのに版下なんだろうね、どこに出版するんだか)。成人式(8日ではなく15日)が締め切りだ。なんでインターネット全盛の時代にdviファイルやpdfファイルで受け取ってくれないのだろうか…なんてことは受け手のリテラシーの問題であるから、こっちがどうこうできる話ではない。
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